魔法の庭は科学室

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2017年4月13日木曜日

ヘレボルス類

ヘレボルス、通称クリスマスローズ
北海道ではクリスマスではなく
春の雪解けとともに花開きます。

北海道ではクリスマスローズは日向にも植えられると言われていますが、
株が小さいうちはやはり日陰〜半日陰が良いようです。
はじめに購入したものを、株が小さい頃に西陽だけはあたるものの普段は柵の影になる場所(わかりにくい)
に、植えていたところあまり調子がよくありませんでした。
南側にも係わらず、春先以外は木陰になる場所に植え替えた後、とても調子がよくなり、
その後は新しいものは同じような場所に植えています。

大きく育った最初の株は現在株分け時に移植し、
けっこう日のあたるところにありますが、
株が大きくなってからなので問題ないようです。

たとえ北海道でも、購入したてや、小さい株のものは育つまでは半日陰。
株が育っているものは言われるように日向でも大丈夫(乾燥地はだめ)
と、覚えておくと良いと思います。

春先、雪解けのあと、黒ずんだり傷んでいる葉を切り取ります。
古い葉を切るのは雪の前でも良いのですが、
子株だとどこに植わっているかわからなくなりそうなので雪解け後にします。

施肥は基本的な管理もありますが
植地の環境に合わせた方が良いと思います。

私は花後、かなりゆっくりじわじわ成長するので
葉が伸びるのを助けるべく緩効性の肥料(花壇用有機)。
雪の下にいる間に株が大きくなるので
寒さの声を聴き始めた頃、堆肥を周囲にすき込んでいます。

1度根着いてしまえば、手入れのない庭でも陽の当たらない木陰でも、
元気に咲いている姿をよく見るので、品種にもよりますが
あまり難しく考えなくても大丈夫です。

慣れないうちは、夏場の施肥は無理せず、
秋口に有機肥料か堆肥をあげておけばそれなりに育つと思います。




低い陽射しの下
廃屋の忘れられた庭で、群生していたりする姿は
花の幽霊の様な佇まいです。

我が家のクリスマスローズ


Helleborus niger 
ヘレボルス ニゲラ


Helleborus × hybridus 
ヘレボルス ヒブリドゥス
(ガーデンハイブリッド)

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